【勉強】【子育て】【教育】高３の夏、大学受験を反対された男の話

センター試験ってお金かかるの？

受けなくていいよ

それなら

高校３年生の夏

母から告げられたこのよくわからない話

世間一般の親御さんが大学ぐらいは出てほしいと言う中

僕の親（母）←父とは大学受験の話が話題に出ることもなかった。

大学はいかなくていい宣言を

してきたのだ。

たしかに

今まで勉強しなさいとも言ってこなかった親です。

地元の進学校に行きなさいとは小学生低学年から言ってましたが、教育に熱心かと言われると悩むところです。

むしろ

僕の家では、勉強しているとなぜか怒られたこともありました。

勉強ばっかしてるんじゃねぇ！！

勉強虫！！

と言われた覚えもあります

おれって

虫なのかな？

人なのかな？

どっちなのかな？？

大丈夫！

足は６本もないし、節もない！

あと骨がある！！

大丈夫！！

おれはセキツイ動物だ！！

あと恒温動物だし！！

ウロコとか羽根とかないし、なんなら直立２足歩行してる！！

よし、人間だ！！

無事人間だと確認した僕ですが、なんとか親を説得しないと大学受験もさせてもらえない

さてどうするべきか・・・

よくわからなかった僕は

そもそもどうして大学に行きたいのかを考えました。

みんなが行くから？

そこでしか学べないことがあるから？

必要な資格が大学にいかないととれないから？

そこで初めて自分がなぜ大学に行きたいのか考えたと思います。

将来なにをしたいのかということにもぶれていた僕です。

テレビ関係の仕事にも興味があり

教育関係の仕事にも興味があり

薬剤師という仕事にも興味があり

なにをしたいのか・・・

というところもまた考えていくきっかけにもなりました。

ここで自分のお世話になっていた人や友達に相談することになります。

自分の道を真剣に考え始めました。

そこで、教育の道に行きたい！！

そうして教育学部のある大学を探し、親に提案しました。

もともと私立にいかせることはできないと言われていたので、国公立一本勝負です。

落ちたら就職させるね。

という話だったので、絶対に受かる以外の道はなかったんです。

教育学部で勉強して、中学校の先生になりたい！という気持ちを伝え、なんとか

国公立一本だけで、私立などは受験しないという話までもっていくことができました。

勉強をしたくないという気持ちは自分のなかにはありませんでした。

勉強するしかない！！勉強して、大学に受かりたい！！

この気持ちしかない状態で大学受験まで突き進んでいきました。

勉強がしたい！！

やっていきたい！！

という気持ちがなかったら、ここまでやれなかったと思います。

根性論でなんとかなるということはありません。

勉強や仕事も嫌々やっているうちは上手くいくはずもありません。

絶対にやり切ってやるんだ！

そのために今頑張るんだ！！

その気持ちがとても大事です。

僕の親は、その後しっかりとバックアップをしてくれました。

参考書を買うお金を用意してくれたりと親なりの手助けをしてくれていました。

介入しすぎず、こちらが困って助けを求めているときにだけ助けてくれていました。

今思えば、それが良かったのかなと思っています。

大学受験すんなり、受けさせてくれなかったからこそ

学べることもたくさんありました。

そしてあの一言がなかったら、１日１２時間も勉強してなかったと思います。

自分は本当は

どうしたいの？

なにがしたいの？

を考えるきっかけを与えてくれたことに感謝です。

ただ、なんとなく大学にいければいいやという気持ちが変わった瞬間でした。