僕の人生は多分あそこで変わった①
今まで、27年生きてきて
人生って面白いし、難しいなぁと痛感する毎日で
毎日、様々な刺激をもらって生きています。
多分僕が、そんな人生を歩むようになったきっかけは
高校の部活動選択の時だったと思う。
僕は、神奈川県立厚木高校に
めちゃくちゃ勉強をして、必死こいて入った。
どうしてそんなに入りたかったのかというと誰かに認めてもらいたかったからだ。
じゃあ認めてくれたかというと、認めてはもらえたが一瞬で終わった。
高校の部活動は
ただの興味本位で決めた。
亀田興毅選手が出てきて、ボクシングというものに興味をもって、強くなりたいと思ったから入部を決めた。
僕を含めて、新入部員は2人だった。
走って、サンドバッグを叩いて、筋トレをして、一つ一つできることが増えていくことが楽しくて、続けていった。
そしてそこで、僕の人生を変える人と出会った。
ボクシングのコーチをしていたその方は、厚木高校の卒業生で、ボクシング部で全国まで行った先輩だった。
そして偶然にも、同じ中学校の先輩でもあった。
その人は、
ジャブが良くなったね
足の動きがよくなったね
僕がはじめて出会うしっかり認めてくれる人だった。
最初のほうは、そんなのが信じられなかった
とても自己肯定感の低い僕だった。
それをコーチが何度も何度も認めてくれたから、僕は、自分は自分でいいんだと認めることができた。
コーチは僕たちに自分の時間を使って、色んなことを教えてくれた。
ボクシング部のときのファイルは、たまに読み返すと
本当にあのとき入ってよかったなぁと思うものばかりが書かれている。
僕は、ボクシング部に入って
なにかが変わる予感がしていた。
この人なら信頼できる!
そう思えたはじめての大人だった。
ボクシング部に入って
コーチに出会って、僕の人生が変わりはじめた
僕は、まだ将来どうなりたいのかなんてこの時は考えてもなかった。
続く