教育で明日をもっとBON!!ブログ

bonとはフランス語で「良い」という意味があります。元教師、現塾講師が教育で明日をもっとBON(良い)な日にするエッセンスを届けます!

場の目的

教室の目的はなんだろう?

 

家庭の目的はなんだろう?

 

食事の場での目的はなんだろう?

 

職場での目的はなんだろう?

 

場にはそれぞれ目的がある。

 

その目的を作り出すのは、その場にいる人たち

 

その場の守り人はその場の目的のために従事する

 

教室で言えば、教師と生徒だろう

 

教師と生徒は教室という場の目的を相互納得の上で決めていく。

そしてその目的からズレてしまうときにズレていることを伝えたり、対話を求めていくのが教師の役割だろう。

教師は、教科の内容を教えるのではなく、場の目的に仕える人であり、場の目的に導く人であり、場の目的を創り出す人でもある。

ただ、間違えてはいけないのが、教師が絶対的なルールではないということ。その場にいる教師と生徒は場の目的によって平等であること。教師が上、生徒は下なんていうのはない。

 

家庭でもそうだ。

親が上、子どもが下なんてことはない。家庭という場では平等なはずなのだ。

平等だからこそ、相互のためにも対話をする必要がある。一方的な関係ではなく、話し合い、お互いが納得できる関係性を築いていく。

 

どの場でも目的において、平等に目的に向かう権利がある。

違うと言えば役割だろう。

 

役割は違うが、目的に対しては平等である。

ここを間違えてはいけない。

 

間違えるそうになったら、立ち止まり、対話をする。

 

場に参加する全ての人が場の目的に向かい動くために