教育で明日をもっとBON!!ブログ

bonとはフランス語で「良い」という意味があります。元教師、現塾講師が教育で明日をもっとBON(良い)な日にするエッセンスを届けます!

なぜ制服は必要なのか?

ちょっとした疑問なんですが、なぜ制服って必要なんでしょう?

小学生の頃ってみんな私服で一年中半袖半ズボンの子がいたりしていて、服の色もバラバラだったと思います。

ですが、中学生になると制服に身を包みます。

みんな同じような服装になります。靴下は白で統一され、靴も白ベースの靴となります。

これってなんでなんでしょうか?

別に正解が知りたいわけではないから、知っている人は教えてくれなくてもいいんですけど、むしろ自分なりの解釈教えてもらえると面白いので非常にありがたいです。

なぜ制服は必要なのか?について考えてみて、浮かんだのは、所属感を感じるためなのではないかということです。

A中学校に入れば、A中学校指定の制服を着ることになります。なんならジャージも体操服もカバンも指定です。

統一された服装をする。みんなが一緒の服装をすることによって、自分はA中学校に所属しているんだなぁと感じさせるためなのではないでしょうか?

地域の人が見ても一目瞭然です。あの制服を着ていたらA中学校の生徒なんだなということはわかります。その中学校に所属している証拠にもなります。

でも逆に考えてみると制服を着ていないと所属感は感じられないのでしょうか?

服装を一緒にしないとその学校に通っているとは感じられないのでしょうか?

逆にこれが私服になるとなぜいけないのでしょうか?また、じゃあ小学校はなぜ制服ではなくて私服なのでしょうか?

身体的な成長のスピードが原因なのか?

疑問です。

 

ここで制服のメリットを考えてみます。

・服装を考えなくてもいいから時間的な余裕が生まれる

・同じ制服を着ているので、どの学校に通っているのかを見分けることができる。

 

デメリットも考えてみます。

・好きな服装で通うことができない

・体温調節が難しい(校則による)

・着るのが面倒

 

あくまで個人的な主観です。

 

制服ってなんで必要なのか?

についてメリットデメリットも考えてみて改めて考えてみると

時間的な効率の良さというのは大いにあると思います。

毎日の服を考える手間というのは、朝時間がない中だと大きなロスです。

その考える手間が省けるだけで多くの時間を別のことに使うことができます。

中学生ぐらいになると部活や勉強や友人付き合いにも小学生以上に時間がかかると思います。

なのでせめて服装を選ぶという時間のカットが必要になってきたのかなと思います。

 

校則とか制服とか当たり前になっているものを疑問に思い、考えてみると色々な視点があっておもしろいと思います。

 

塾生にもこの質問を投げてみたら、社会性を身につけるためという考えも出てきました。

ぼくと同じように時間を省くことができるという考えやその学校の一員であると感じられるという考えも出てきました。

 

この問いでも多様な考えがでてきます。

ふとした疑問を投げかけてそこについて考えてみるっていうのも考える力がついてくると思います。

大事なのはすべての考えを受け入れるということかな?

そんなわけないだろとするのではなくて、一旦受け入れてみるのが新たな発想を生むと思います。