生徒との対話の中で ~感情を捨てる~
僕が教室長をしている塾に通っている生徒が
いつも以上に真剣にスピーディーに自分の課題に取り組んでいたのでどうしてなのか聞いてみた1コマです。
ぼん:今日いつも以上に集中しているね。なにかあったの?
生徒:感情を捨てることにしたんです。
ぼん:どういうこと?
生徒:問題を解いているときに感情があると他のことを考えてしまうから集中できないから感情を捨てて取り組むことにしました。
ぼん:そうなんだね。続けてみよう。
生徒:はい。
その後その生徒はいつも以上のペースで課題を進めていました。感情を捨てるということは余計なことを考えないということと同じだと思います。
この生徒は、1つのことをやるときに余計なことを考えていると今取り組んでいる課題に集中できないことを肌感覚で気づいたんだと思います。
問題に取り組んでいるときに、今日の夕飯のことを考えたり、今日のテレビの内容のことを考えたり、時間を気にしたりというのは余計なことです。
そこに気づいて実践をしている。勉強というのが自分の課題として落とし込まれてきたのかなと感じました。
「感情を捨てる」
僕も実践してみたいと思います。