病は気から
「病は気から」
と昔の人が言葉として残してくれた。
目的論的に考えると病気になる。というのもなにかの目的があってそのために病気というものを引き起こしているのかもしれない。
例えば風邪をひいたり熱を出したりするのも根底にはなにかの目的があってそうなっているのではないか。
休みたいというのが多くの人の目的かもしれない。休むためには正当な理由が必要だから。
会社勤めをしていると特にそうかもしれない。学校でも一緒かな。なんとなく今日は行きたくないからというのはなかなか許されない。休むためにはそれ相応の理由が必要で。それはだれが作った雰囲気かというと社会全体が作り出した雰囲気で。風邪をひいたとか熱を出したというのは正当な休む理由になりえるし、罪悪感も少ない。
気持ちの問題なのかもしれない。休みたいという目的を満たすための身体の反応なのかもしれない。
そう考えてみると人間や人の身体というのは面白い。
多分これは無意識の中で、あー休みたいなという気持ちが風邪や熱を引き起こしているのではないか。
そう考えてみるとまた、社会のあり方というのも見直す必要があるのかもしれない。