【読書記録】生きる技法⑮ ~足りない自分を認め、受け入れる〜
前回のおさらい
人を愛するためには自分を愛さなければならない
自己愛は他人を犠牲にする
他人を愛することは、自己愛の否定による
前回の記事はこちらから
本日の読書記録と学び
「自分を嫌っていない」状態が「自愛」です。人間は本来、自分が嫌いではありません。
人間は成長し、他人との関係を取り結ぶために、多くのものごとを身につけねばなりません。この身に付けるべきものは、自分の中にはなく、外にあります。自分の外にあるものを身につけるとき、自己嫌悪の種が生じるのです。(本文引用)
自分が成長していくためには、自分の中にないものを身に付けていく必要がある。だけど、その自分にないものを「すばらしいもの」とか「正しいもの」って思いこんでしまうことで、自分ってなんでこんなに劣っているんだろうとか間違った思い込みをしてしまう。これが自己嫌悪の種なんだろうな。これって例えば、「お金をもっている」とか「社会的地位がある」とかそういうものだったり、「もっと痩せたい」とか「きれいになりたい」ってものだったり、このないものを求めるのが目的や義務になって、それが達成できていない自分のことを駄目な奴だなあってしてしまうことに問題があるんじゃないかな。
だってこれって終わりはないから。お金が欲しいと思って、稼ぎ方を勉強して稼げるようになっても、まだまだ自分より稼いでいる人がいて、その人を見ると「あの人に比べると自分はどんだけ努力してもダメなんだ」と人と比べて、自己嫌悪に陥る。
だけどそんな自己嫌悪に陥る必要もなくて、「やった!月5万稼げるようになった!すごいじゃん俺!次は月10万目指してみよう」と自分の成長を楽しみながらやってい
けばいいんじゃないかなと思う。別に劣等感なんか感じなくても、自分に足らないことをどんどん吸収してできるようになっていけばいいんだな。自分もどんどん自分にとって必要なものを見極めて、それが今の自分にないからって劣等感を感じてないで、成長していこうと思いました。
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