教育で明日をもっとBON!!ブログ

bonとはフランス語で「良い」という意味があります。元教師、現塾講師が教育で明日をもっとBON(良い)な日にするエッセンスを届けます!

思考力を鍛えたかったら漫才をやれ!

漫才やコントとは思考力を鍛えるツールだと思う。

 

芸人さんのモノマネなんかをして、ネタを披露しているだけではなくて、自分でオリジナルなものをやってみるのがいいと思う。

 

芸人さんは

そのネタを考えて考え抜いて

舞台や劇場でそのネタを披露して

 

ネタの間合いや言葉やリアクションをお客さんの反応を見ながら、試してみて、修正して

 

テレビで披露されている

 

これは、考え尽くされた笑いなわけだ。

 

いっぱしに笑いを語ろうとしているわけではなく。

 

そのネタを完コピすれば、完成度と言えば、そのネタを考えた本人がやるのと同等にはならないとおもうが、ある程度はウケる。

 

そのウケるネタを見せて、俺面白いだろというのはちょっと違う。

 

それはたしかに面白いんだ。

だって面白いと一度思ったから、テレビに出てて、そのテレビを見て、面白いと思ったから完コピしてやってるわけだからね。

 

まぁ面白ければいいじゃん。

と言われればそれまでなのだが

ここで話したいのはそういうことではない。

 

オリジナルのものを作る=思考力

 

になるんじゃないかなという話をしたい。

 

例えば、芸人さんのネタを少し変えるでもいい。

 

youtubeとかでの歌ってみたとか

 

ticktokとかの動画とかも

 

そうだと思うんですけど

 

マネをするというのが、始まりで

 

そのあとはアレンジを加えてみる

 

そのアレンジを加えることによって、その人らしさだったり、その人だけのオリジナリティが追加される

 

それを加えていくには、思考力が大事になってくる。

 

考えるのだ。

どうやったらヒットするのか

どうやったらウケるのか

どうやったら検索してもらえるのか

 

これも立派な思考力だと僕は思う。

 

今の時代なにが流行るのだろうかというのを社会の動きを見ながら、考える

 

例えば、学校の文化祭などでの出し物を考えるのも

 

どうやったらお客さんとか見てくれる人に喜んでもらえるのだろうか?

ということを考えるのだ。

 

例えば漫才やコントを披露する

 

オリジナリティ溢れるコントや漫才の

 

世界観を理解してもらうには

 

相手の求めるところを考える思考力と相手を出し抜く表現力が必要なんだ。

 

驚くことに

漫才を授業に取り入れてる学校もある

 

大学や専門学校ではない。

 

小学校とかになんだ。

 

面白い漫才をやるためには

 

どんなネタがウケるのかというリサーチが必要

 

つまりみんなの中のあるあるをつつく

 

共通理解の中の話をする

 

その学校の名物先生なんかのモノマネをしたり、その学校のあるあるをネタにしたりする

 

それも一種の思考力

 

考えて行動したから、ウケる

 

仮にウケなかったとしても

 

どうしてウケなかったのかを受け入れ、もう一度考える

 

これって立派な振り返りの時間になる

 

つまり漫才って会社とかで必要だと言われている

 

PDCAサイクルが回されてるのだ。

 

1.Plan(計画)

ウケるネタを考える作業

 

2.Do(実行)

実際にネタを披露する

 

3.Cheak(評価)

見てる人がウケているかどうか

 

4.Act(改善)

なんでウケなかったのかを受け入れ、ネタを手直しする

 

そしてまた1に戻って新しいネタをやってみる。

 

これって立派な

思考力・判断力・表現力

を鍛えるのではないかなと思います。

 

歌とかダンスとかって

歌が上手いとか運動神経がいいとかある程度身体能力がないと難しいものだったりすると思うんですが

 

漫才って

相手を意識することが一番の重要なことかなと思うんですよね。

 

まぁあとは意外性

去年のキングオブコントにゃんこスターさんとかそうですよね。

 

こんなコント今まで見たことなかった!!

っていう意外性

 

これもオリジナリティですよ。

 

さてここまで話してきて、じゃあお前はやったことあるのかよ!

って思う方もいるかもしれません。

 

僕も実はやってました笑

 

中学2年生の頃

友達とアドリブの漫才を帰りの会とかでやってたんですね。

ネタ帳なんかも作ってやってました。

 

その時は

よーし!!

これで

思考力・判断力・表現力

を鍛えたろう!!

 

なんて思ってなくて、ただテレビで見ていた芸人さんと同じことをやってみたかっただけなんですよ。

 

それが大学とかで、教育の勉強をしていって

 

教員になってからも

 

思考力・判断力・表現力

 

が大事だ!!

と言われるようになってきて

これって漫才とかコントやればいいやんって思ってたら

 

そういうこともうすでにやってる学校もあって

 

あーだよね!!

と思ってしまったという話です。

 

まぁでもやるのは大変です。

 

恥ずかしさもあるし、ウケなかったときはめっちゃへこみます。

 

めっちゃくちゃへこみます。

 

でもやると面白いし、ウケているとすごく気持ちがいいので

 

やってみてはどうでしょうか。

 

まずは芸人さんのモノマネをして

 

ウケる気持ちよさを感じたら

 

自分でアレンジしてみたり、オリジナルなネタを作ってみたりしてみてください^ ^

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