RPGあるあるが勉強にも当てはまってしまったよ。
RPGってやったことありますか?
ロールプレイングゲームの略なんですが、結構僕は好きでして。
ドラクエとかFFとかテイルズとかそういうゲームは好んでプレイするんですね。
RPGはストーリーがちゃんと作りこまれているので好きです。
そんなRPGをやっているとときどき
このアイテムを持っていないと次には進めませんよ。てへぺろ。
みたいな謎の門とかダンジョンが出現するんですね。
通行証がないと通さないぞ!!みたいな門番が現れたりします。
つまりゲームを進めたかったら、そのアイテムを探して見つけないと先に進むことができないんですね。
そのアイテムなしで強引に進めようとしても無理です。
その門番くんの決まったセリフ
「通行証はどうした?通行証がなければ〇〇王国へは入れることはできん。出ていけ!!」
を毎回聞くことになります。
ではどうすればいいのかというとそのアイテムを探し出さないといけません。
アイテムは今まで訪れた村かダンジョンにあります。
宝箱を開け忘れていたり、必要な村人に話しかけていなかったり、倒すべきモンスターを倒していなかったりしているだけです。
なのでいったん戻ってやり直す必要があります。
やり直しをして、必要なアイテムを手に入れたら先に進むことができます。
これって勉強でも一緒なんです。
主に数学(算数)や英語がそうですが、勉強は積み重ねです。小学生低学年で習ったことの応用を学年が上がると学習します。低学年でわからなくなったら、その先の学年の学習は、わからなくなってしまいます。
例えば
小学校2年生のかけ算でつまつぐと3年生で習う割り算はわかりません。かけ算を利用した文章題や中学生で習う文字式などなにを言っているんだろうってわからなくなってしまいます。
英語でも一緒です。中学1年生でbe動詞を習います。一般動詞も習います。3人称単数だと一般動詞の形が変わることやbe動詞と一般動詞の使い分けのところでつまづくとその先に学習する進行形や過去形などはもうちんぷんかんぷんです。まず単語が読めなかったりもします。
このときなんで先に進むことができなくなってしまうのかというと
必要なアイテムを習得していないからです。
割り算や文字式を理解していくために必要なアイテムがかけ算です。
まだかけ算を習得していないのに、割り算を習得することはできません。
さっきのRPG的に言うと
かけ算=通行証
割り算=門
門を通過するために必要な通行証がないと門に入れないのと一緒で
割り算を理解するためには、かけ算を理解する必要があります。
割り算をいくらやっても理解できないときはかけ算に戻る必要があります。
割り算攻略のために必要なアイテムがかけ算です。
多くの人の場合、前の段階に戻ることを嫌います。でも戻る必要があるんです。
まずはアイテムを習得してからでないと物語を進めることができないから。
できないことやわからないことを無理やりやっていてもできるようにはなりません。ましてや無理強いをしていくとその学習を嫌いになってしまいます。
算数嫌いの子はどこかでつまづいているのに学校の進度に追いつけなくなっているのが原因です。
まとめます。
①RPGあるある
必要なアイテムがないと入れないところがある。
必要なアイテムを取りに戻る必要がある。
取りに戻らなければ物語は進まない。
②勉強を理解するときの流れ
かけ算が理解できていないのに割り算は理解できない。
割り算を理解するためには、かけ算を理解する必要がある。
かけ算を理解するためにかけ算に戻って学習をする必要がある。
戻ってかけ算を理解しないと割り算は理解できない。
つまり言いたいのは
まずはできるところまで戻ってやり直そうということです。
戻ることは恥ずかしいことでもなんでもありません。
自分の本当の課題にとりかからずにわからないままにして放置するのは、いつまでも理解できないままでいることになります。
自分の本当の課題まで戻って向き合っていこう。
1つずつ自分のできることを増やしていけばいいです。
1歩ずつ前に進んでいこう(^-^)
他の人と比べる必要はないよ。自分がただ前に進んでいけばいい。