【読書記録】生きる技法⑰ ~自分が感じていることに眼を向ける〜
前回のおさらい
自愛は、自己嫌悪から離脱することで実現される
自分が帯びているものの中で必要のないものを、勇気をもって捨てることで身軽になることが、自己嫌悪からの離脱につながる。
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本日の読書記録と学び
自己嫌悪している自分をさらに自己嫌悪すると自己嫌悪の無限スパイラルが起こってしまう。だから自己反省とか自己分析して、「自分って駄目な奴なんだろうか・・・」と延々に悩むことは、自分に帯びているものを検討するってことではなくて、むしろ悩むことをやめることです。経験ありませんか?悩めば悩むほど、「あれ??俺ってなにに悩んでいたんだ??」ってこと。これって自分がなにを感じていたのかわからなくなっているんですよ。
「命題4ー4 悩むのをやめて、自分が感じていることに眼を向ける」
ことが必要です。こんなことは当たり前で、誰でもやっているように見えますが、自分が感じていることの意味を、明確に認識することほど、難しいこともないのです。なぜなら私たちは、往々にして過去の経験によって傷を受け、感覚の盲点ができているからです。見えないように、感じないようになっている状態から、自分自身で抜け出すのは簡単ではありません。それができたときに、「その身を大切にすること」が可能となります。というのも、人間は生きるために何が必要かを自分に教えてくれる感覚を生まれながらに持っているからです。(本文引用)
自分が感じていることに眼を向けるっていうのはできたつもりになっているんだと思った。例えば、悔しいとか悲しいって思ったときになんで悔しいと思ったのかとかを考えてみると◯◯だからという明確な答えがあるのではなく、なんとなくとか上手く言語化できないのは、そこに感覚の盲点があるからなんだろうなと思った。自分が感じていることに眼を向けて自分自身を見つめることができて、自分のことを大切にできているのだろうか。まだまだ僕はできているとはっきり言うことはできないが、悩むことは減ってきた。自分がどんなことを感じているのかにもっと眼を向けていきたいなと思った。
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