【読書記録】生きる技法⑱ ~本当の友だちは見返りを求めない〜
前回のおさらい
悩むのをやめて、自分の感じていることに目を向ける
自分が感じていることの意味を、明確に認識することは難しい
人間は生きるために何が必要かを自分に教えてくれる感覚を生まれながらに持っている
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本日の読書記録と学び
「命題4ー5 自分を大切にし、そこからあふれる愛情に引き寄せられるのが、本当の友だちである」
「命題4ー6 自分を嫌っている限り、本当の友だちはできない」
「命題4ー7 友だちだと思っていても、それは相互に利益を与え合っているだけ」
愛情で結ばれている人々は、結果として相互に利益を与え合うことになります。とはいえそれはあくまでも、お互いに喜んで援助を与え合うことの結果に過ぎません。利益を与え合うことで維持されている関係は、友だちではないのです。(本文一部引用)
利益を与えるもらうという関係性は、言い換えるとギブアンドテイクの関係だと思う。こっちがギブしているんだから、お前はなんかしらの形で返せよっていうのを押し付けてきて、なにかで返せなかったら、スッと消えていくよな関係は確かに友だちとは呼べないと思う。winwinの関係性とかっていうのも結局は利益をお互いもらえますよねってことでビジネス的にはOKだけど、それは友だちなのか?というと素直にYESとは言えない気がする。この本文の中であった愛情で結ばれている人々は結果としてそうごに利益を与え合うっていうのは、自分が相手にしてあげたい。貢献したいという精神でなにかしてあげたからなにかしてほしいという感情はないんだと思う。だけど結果的にお互いがお互いに貢献したいからしていて、それが結果的に相手の利益になっているだけ。これはアドラー心理学の共同体感覚にも通じるところはあるのかな。自分を大切にしている人って無条件の愛が溢れている気がする。だからなにも求めないんだと思う。
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