教育で明日をもっとBON!!ブログ

bonとはフランス語で「良い」という意味があります。元教師、現塾講師が教育で明日をもっとBON(良い)な日にするエッセンスを届けます!

【読書記録】生きる技法29 〜夢の過程に価値がある〜

前回のおさらい

【命題9】夢とは、人生の目的に向かう一里塚である(「生きる技法」 安冨歩 青灯社 pp127)

【命題9-1】夢を見ないで何かを手に入れることは、極めて困難である(pp129)

【命題9-2】夢は否定形では表現されない(pp129)

【命題9-3】否定形を夢だと思い込むと、否定の部分が外れて実現する(pp131)

【命題9ー4】たとえば、「父親のようになりたくない」と念じると、父親のようになってしまう。(pp131)

【命題9-5】夢は肯定形のイメージでしか表現できない(pp131)

 夢というのは人生の目的のための通過点であり、夢は肯定形でしか実現できないということを前回は学びました。否定形で◯◯になりたくないと願うと逆にそうなっていってしまうので、夢は肯定形で表現していこうと思いました。

 

前回の読書記録 

bonsakubonbon.hatenablog.com

 

本日の読書記録と学び

【命題10】 夢を実現することそのものには、何の意味もない(「生きる技法」 安冨歩 青灯社 pp132)

夢を叶えることに執着して、使命や義務としてその夢を叶えていく過程に縛られる必要はないとここを捉えています。夢を叶えていく過程を楽しんでいるのかどうかが大切なんだということだとも思います。

【命題10ー1】夢の実現のための過程に意味がある(pp133)

【命題10ー2】夢を実現する過程で得られる副産物が、あなたの糧となる(pp133)

 

夢そのものを実現することより、その実現のためになにをしてきたのか、どんな苦労をしてきたのか、どういう工夫をしてきたのかということが大事になるんだなと思った。夢の実現のために努力した経験はずっと自分の中に生きている。だからこそどんどん夢に向かって進んでいくことが大事なんだと思いました。

 

「生きる技法」