【読書記録】老いる勇気① 〜衰えることが老いること〜
老いるというのは、今の僕にとってはまだまだ先のような感じがする。
老いるというのは、歳をとっていくことではなく、衰えていくことだと著者の岸見さんは書いている。
衰えているというのは、今までできていたことが、できなくなっていくこと。
そのできなくなっている自分に絶望したり、憤りを感じることもあるだろう。
だが、岸見さんは老いることによって悪いことばかりではないということも述べていた。
歳をとっている(経験を積んでいる)からこそ、深か味わうことができる。
例えば、若い頃は難しすぎてよくわからなかった本が、歳をとってから読むとストンと自分の中に落ちてきたり、川のせせらぎや風景の美しさというものを味わうことができたりすることができるなどがそうだ。
だから、別に歳をとることは悪いことばかりではないと伝えてくれている。
じゃあ逆に衰えていくこと(できていたことができなくなること)とはなく、できなかったことができるようになることはなんというのかというのか?
それはまた次回読み進めて書いていこうと思う。