教育で明日をもっとBON!!ブログ

bonとはフランス語で「良い」という意味があります。元教師、現塾講師が教育で明日をもっとBON(良い)な日にするエッセンスを届けます!

【保護者向け】できないでもオッケー!

ある本を紹介させてください。

 

できないもん勝ちの法則

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天才コピーライター

ひすいこたろうさんの本です。

 

ひすいさんの息子さんのエピソードが面白おかしく紹介されています。

 

ですが、人として生きていく上で大切なものもこの本の中にも書かれていました。

 

ひすいさんの息子さん

高校受験が迫っている中の英語のテストで0点を取ってしまうほどの子だったんだそうです。

現在高校2年生

今でも赤点をとってしまうような子です。

 

ですが毎日家に帰ってくると

 

今日が一番楽しかった!!

 

と報告してくれるようです。

 

ひすいさんはその息子さんのことを本当に愛してらっしゃるんだなぁというのが本の節々から感じられます。

 

息子さんの奇想天外なエピソードの数々に本を読みながら何度も吹き出してしまったほどです。

 

テストの出来が悪くて、勉強もあまりしない子ですが、受け入れられて、認められて、ゆるされ、愛されています。

 

そして

 

今日が一番楽しかった!!

と毎日のように語る子は

 

絶対幸せなんだろうなと思いました。

 

日本の中学生に

私は他の人々に劣らず価値がある人間であると思いますか?

と聞いたある調査があります。

 

何パーセントの中学生が、この質問に

私は価値がある人間に当てはまると答えたと思いますか?

 

たったの

 

8.8%

 

です。

 

他の国でも調査はされましたがダントツの最下位だったらしいです。

 

中学生達は自分に価値がないと思っている子が多いんです。

 

識字率も高く、学力も高い国で、食べるものにも困らない国に住んでいるのに

 

自分には価値がない

 

そんな風に感じてしまっているのは

 

なぜなんでしょうか?

 

子どもと接していて、思うのは

 

自分の可能性にフタをしている子が多いなと感じます。

 

何かに挑戦しようとするときも第一声は

 

無理!!できない!!

 

そんな言葉が出てきてしまいます。

 

やってみないとわからないのになぁと感じます。

 

やってもないことなのになんでできないなんてわかるのでしょうか?

 

そして大人も可能性にフタをしていませんか?

 

ひすいさんの息子さんは

多分ですが、自分には価値がある人間だというでしょう!

 

テストでは0点でも、価値があると胸を張っていう子なんではないかと思います。

 

自分に自信があるからだと思うんです。

 

それは

一番身近な大人である親のひすいさんが

どんな息子さんでも

 

受け入れて、認めて、ゆるして、愛しているから

 

なんじゃないかなと思うんです。

 

できてなくても、全然オッケー!!

そんなことを本気で言ってくれるから

なんじゃないかなと思います。

 

どんな自分でも

大丈夫です。

 

なんでもできる人なんていないから

 

あなたが生きているだけで

 

ただそれだけでいいんだよ

 

その子のありのままの姿を認めていけば

 

きっとその子の素晴らしい一面が見えてくると思いますよ。

 

そんなことをこの本を読んで感じました^ ^