教育で明日をもっとBON!!ブログ

bonとはフランス語で「良い」という意味があります。元教師、現塾講師が教育で明日をもっとBON(良い)な日にするエッセンスを届けます!

僕の人生は多分あそこで変わった⑤

前回までのあらすじ

 

部活が終わり、ふらふらしていたぼんさく少年は

 

友達のやっていた活動に参加することにした。

 

そこで知る世界の子どもたちの現状

 

高校3年生となったぼくは思うのであった。

 

僕は、なにがしたいんだろう?

 

前回のお話はこちら

https://bonsakubonbon.hatenablog.com/entry/2018/12/15/193555

 

高校3年生にもなり

将来なにをしようか?

そんなことを考えていると

 

テレビのプロデューサーに興味が湧いていた。

 

テレビのプロデューサーはどんな人がなるのかなと思って調べてみると

 

東京大学出身

京都大学出身

早稲田出身

慶應大学出身

 

などそうそうたる学歴が書かれていた。

 

圧倒された!

いやいや自分には無理だわとそこで簡単に諦めてしまっていたのであった。

 

興味はあった。

だが自分には無理だとフタをしてしまったのであった。

 

やりたいことのはずなのに

それは出身大学を見ただけで諦めてしまうようなものだったのだ。

 

振り返ってみると

こんなことの連続だ。

 

すぐなんでも無理だ

できない

そう考えてできない理由を探す。

 

そして周りには、諦めたことがさも正しいかのように話していた。

 

自分の心に嘘をついていた。

嘘をつくことで自分を守っていた。

 

やりたいことも見つからず、給料がいいという理由で薬剤師を目指した。

 

薬剤師ならお金沢山もらえるんだろ〜

最高じゃん!

 

そんなテンションで選んでいた。

そしてぼくは、試験科目の多さを理由で諦めた。

 

また、振り出しに戻ったのだった。

やりたいことってなんだろう?

 

ぼくのしたいことなんて、本当にあったのか?

 

いつしかできない理由ばかりを探す自分になっていた。

 

進路選択でもぼくは逃げようとしていたのだ。

 

だが、いよいよ僕は逃げることができなくなった。

 

進路を選んでいるときに

親から言われたのは

 

就職という道だった。

 

大学なんていかなくていいから就職しろ!

 

まだ働きたくない!!

働くことなんかしたくない!!

僕は抵抗した。

 

うちには、そんなお金はない。

働け!!

 

なんとか説得して

許された道は

 

国公立大学一本勝負

 

ここから僕の本当の意味での大学受験が始まった。

 

まだ、大学は決まっていない。

やりたいことも決まっていない。

 

とにかくいける大学を探す日々が始まったのだった。

 

続く

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