知ったかぶりをしない。わからないときはわからないと言おう
知ったかぶりをしない。
教える職業をしていると色々な質問を受けます。
そこで僕が大事にしているのは知ったかぶりをしないことです。
わからないことはわからないと言います。
チョット考える必要があるときはチョット考えさせてと言います。
たぶんこうだよ。ってところで話をしないということを意識してます。
わからなかったときは一緒に調べます。
例えば今日なら
「humanとpersonの違いってなんですか?」
と聞かれました。ええそうです。どちらも日本語訳は人、人間です。
たしかになんだろうね。ってことで一緒に調べました。
あっ!世のお母さんお父さん。ここでお母さん、お父さんはわからないから学校の先生、塾の先生に聞いておいでというのは言わない方がいいです。お母さん、お父さんに聞いても無駄なんだということが潜在意識に刷り込まれてしまうので、ぜひ一緒に調べてみたり、考えてあげてください。きっとお母さんとお父さんの豆知識が増えるので面白いですよ。
ちなみにhumanとpersonの違いは
humanは「動物としての人」という意味で
personは「個人としての人」という意味らしいです。
え!?
じゃあ、Are you human?(あなたは人間ですか?)
ってもしかして人間以外だと思って聞いているの??
ってことになります??
ロボットっぽいのかな?それとも動物っぽいのかな?
色々な疑問も生まれてきますが、こういう面白さにも一緒に調べることで気づくことができますし、新たな問いも生まれてくるかもしれません。
さて、話をもとに戻します。
なんの話をしていたかというと知ったかぶりはしないという話です。
しったかぶりって大抵気づかれるし、もし間違っていたときはウソを教えられたということになり、信用も落としてしまいます。ここで一時の自分は知識人ですよというプライドを守るのか、それとも正直にわからないことはわからないと言える正直パーソン(person)ですよというのをさらけだすのかによって信用度も変わってきます。
結論
知ったかぶりをしても得はしませんし、損することしかないのでやめたほうがいいですよ。
特に教える立場にある人は、知ってないといけないと勝手に思いがちですが、知らないから一緒に学んでいこうよというスタンスのほうがこれからはいいと思います。
だからといって開き直るわけでもなく、常に勉強していくことは大事なので、そこの努力は惜しまずやっていきましょう!